おばあちゃんが死んだ
私のおばあちゃんが死にました。平成17年5月17日午後6時32分に。5月17日は、私のだんな様ネアンデルタールとみざわの誕生日でした。その日、私は、仕事で遅くなってしまった上に、sakuraに熱があり、病院に連れて行かなければならなくて、受診終了寸前の病院に駆け込み、受診してもらって薬をもらい、さあ、sakuraを自宅へ送ったら、おばあちゃんのところへ行こうと車に乗ったとたん、携帯が鳴り、おばあちゃんが、今、息を引き取ったことを、妹が、知らせてくれました。心臓がドキッとして「最後の時におばあちゃんのそばにいたかったなあ」と思ったけれど、すぐに、そういう運命だったんだと思い直して、うちにsakuraを送り、クライミングに行こうとしているタロウを引き止め、今日は、妹達と留守番しているように指示して、車で、一時間半あまりの実家に駆けつけたのでした。ほんとうに、眠っているようで、それまでも、呼吸が止まったり、意識がなくなったりしていたので、火葬場で、骨になってしまうまで、おばあちゃんが、もう二度と、意識が戻って、話かけるとうなずいたりすることがないのだとは思えませんでした。おばあちゃんは、98歳と6ヶ月だったので、お焼香に来て下さった方たちは、大往生だと言って下さいましたが、病気でかなり長い間、苦しい思いを何回もしていたので、私には、あまり、大往生だとは思えませんでした。愚痴を言ったり、文句を言ったりすることのない人だったけれど、脳溢血で倒れて、左半身が麻痺してしまった時、ぽそっと「健康で働けるのが一番だ」と言っていたのを思い出しました。働き者だったおばあちゃんにとって、働けないどころか、いつも人の手を借りなければならない自分のその時の状態は、ずいぶん辛かったのだろうと思います。おばあちゃんの愚痴、泣き言、後悔、夢、希望を、おばあちゃんの本当のこころからの言葉を、もっと、聞いておけばよかったと今、思っています。

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